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ナスタは、安藤忠雄氏設計「(仮称)こども本の森 神戸」基金に賛同し、寄付を行います

2021.08.16

 株式会社ナスタは、安藤忠雄氏設計「こども本の森 神戸」基金に賛同し、寄付を行います。

 この基金は、建築家である安藤忠雄氏から、本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を養ってもらう施設として活用してほしいと、ご自身の設計による建物を寄附し、子どもたちが文学をはじめとした良質で多様な芸術文化に直接触れることができる新たな魅力をもった施設としていきたいといった活動です。



■「こども本の森 神戸」とは

 建築家・安藤忠雄さんの寄附により、東遊園地に「こども本の森 神戸」が令和4(2022)年春にオープンします。こどもたちが、都心の公園の中で自由に本にふれあうことで、神戸の歴史や文化に出会い、震災の教訓から命の大切さを学び、創造力を育めるような文化施設として整備します。




安藤忠雄氏よりメッセージ

 私は子どもの頃、ろくに本を読むことができませんでした。大人になって、読書の楽しさや、大切さに気が付き、それから多くの本を読んできました。本は心の栄養となり、人生を豊かにしてくれました。それだけに、もっと幼い頃から、絵本や文学に触れることが出来ていればと後悔もしました。
 これからの社会を支えていく子どもたちには、出来るだけ多くの本と出会い、豊かな感性を育んで貰いたいと思います。スマートフォンに触る時間を半分にして、本を読み、考え、そして悩むことで、人生を生きぬく力を身につけて欲しい。そこで、25年前の震災で壊滅的な被害を受けながらも、人々の頑張りによって復興を成し遂げ、美しい街並を取り戻した神戸のまちに、自由に活字文化に触れることのできる、子どもの為の図書館をつくってはどうかと考えました。
 あの災害の記憶を風化させず、次代の子どもたちに伝えていくためにも、新しい図書館を役立てて頂ければと思います。古くから文化の集積地として歴史を刻んできた港町神戸。
 その土壌の上で、次代を担う、豊かな感性と判断力を持った子どもたちが一人でも多く育ってほしいと願います。


■「こども木の森 神戸」ホームページ

https://kodomohonnomori-kobe.jp/

※画像はホームページより引用