Nasta MY Action

働く意味をあたらしく。
仕事時間の10%を、
社会のために。

働く──その価値観が変わりはじめています。

自分や会社のためだけじゃない。
もっと広く、ポジティブに、
社会のためになることをしたい。
それが仕事を豊かにするチャレンジ、
Nasta My Actionです。

Nastaの全員が会社の時間を使い、
自分のやりたい社会貢献に
自由に取り組んでいきます。

“「住む」を良く”を一歩進めて、
“社会を良く”へ。
ひとをHAPPYにすることで、
自分もHAPPYになる。

そんなあたらしい働き方を、
私たちNastaから。

  1. 社員全員が仕事時間の10%を使い、自由に社会貢献活動をします。
  2. あたらしい視点を持った取り組みは特別表彰されます。
  3. その活動にかかる費用は会社がサポートします。
H.T. H.T.

コミュニティを広げるきっかけに

H.T.

営業戦略室販促チーム

社会人が社会貢献活動をするうえでのいちばんのハードルは、時間的な余裕がないことでした。業務時間の10%をボランティアに割ける「Nasta My Action」はその敷居を下げてくれると期待しています。

私自身も学生時代から社会貢献活動に興味があり、大学時代は月に1、2回、フードバンクの活動に参加していました。大学とアルバイト先を行き来するだけの毎日を送るなかで、社会とのつながりやあたらしいコミュニティとの出会いがほしいと思ったのがきっかけです。子ども食堂の運営や上野公園での配食のサポートをするなかで、ただ大学に通うだけでは知り合えないようなひとたちと出会えたり、無心で食材を切ることが意外に良いストレス解消になったりと、自分自身にもポジティブな変化があったのを覚えています。

海で泳ぐことが好きなので、Nasta My Actionがはじまったらビーチクリーンをしてみたいです。以前、海で外国人観光客のひとたちが音楽をかけながら楽しそうに海岸を清掃している様子を見て、いつかこんなふうに和気あいあいと清掃活動ができたらと思っていました。プライベートの時間を使うボランティア活動に同僚や先輩を誘うのは少し気が引けてしまいますが、業務時間の一部を充てられるNasta My Actionであれば、あまり気負わずに声をかけられる気がします。社会に貢献をするという意味だけではなく、活動を通して自分自身も成長したり、コミュニティを広げていけたら嬉しいです。

T.H. T.H.

視点が変わると仕事が変わる

T.H.

製造課

ボランティア活動をしていると、その経験が思いがけないかたちで仕事で活きることがあります。

私は数年前から、月に3回ほどボランティア活動に取り組んできました。子どもたちと一緒に遊ぶプログラムの運営で、公園や土手で一緒に遊んだり、キャンプで料理を作ったりするんです。参加者は3歳から小学生までと幅広く、子どもたちとの交流を通じて私自身も多くのことを学んでいます。

もともとは惰性的な日常を抜け出して、何かひとの役に立つことをしたいと思って参加し始めた活動なのですが、子どもたちから出てくる純粋な質問や新鮮な発想に触れ、自分自身の視野を広げることができました。また、子どもたちとの会話するなかで自然と身に着けたわかりやすい話し方やユーモアを交えたコミュニケーションは、外国籍のひとも多く働いている現在の職場でとても役に立っています。

「Nasta My Action」の取り組みでは、食に関連したボランティア活動にも挑戦してみたいと考えています。自分の好きな料理を通じて、子供たちの笑顔を引き出せたらうれしいです。また、いまはなかなか職場でほかの社員とボランティア活動について話す機会がないのですが、Nasta My Actionがあることで会話もしやすくなるのではないかと思っています。そうした活動を通じて得た視点やスキルを、さらに業務に活かしていきたいです。

A.S. A.S.

ボランティアを通じて地域に恩返しを

A.S.

法務室

学生時代には、清掃活動や障がい者施設のボランティアに参加していました。趣味の登山がきっかけで山の清掃活動に加わったところ、そこで知り合った方々からほかのボランティア活動にも誘っていただけるようになったんです。ただ、最近は出産や育児で時間がなくなってしまい、そうした活動に参加するハードルが上がってしまいました。業務時間の10%を使える「Nasta My Action」がはじまれば、ふたたびボランティア活動に参加しやすくなるのではと思っています。

また、これが単なる個人の社会貢献ではなく、事業としての取り組みであるところにも魅力を感じています。清掃活動の定期開催や、事業所がある自治体でのボランティア活動など、会社ならではの取り組みができるかもしれません。会社が社会貢献を応援しているということがわかれば、会社の周りのひとも誘いやすくなるように思います。

埼玉県行田市にはNastaの工場があり、地元の方々に多方面で支えられています。そういう意味でも、会社として地元に恩返しをしていきたいという気持ちが強いです。最近は地震や台風などの災害も多いですが、社員が災害ボランティアの講習を受けたり、自分が被災した際には積極的に避難所の手伝いができるように備えたりと、地元の安心を支えるような活動をこれから考えていければと思っています。

S.S. S.S.

アットホームな職場だからこそはじめられること

S.S.

札幌支店支店長

社会貢献活動の原体験は、小学生のときに協力した輸血でした。ある日、授業中に突然校内放送で私を含めた数名が呼び出され、職員室に集められたのです。聞けば、ある児童の親が手術中で輸血が必要だと。すぐに先生の車で病院に向かい、輸血に協力しました。残念ながらその方は亡くなってしまったのですが、ひとのために何かをするということはこういうことなのだと、子ども心に深く考えさせられた出来事でした。これがきっかけで、大人になってからも献血を続けているんです。

私が勤めている札幌支店のビルには年に1、2回献血車が来ます。普段の献血は一人で行くのですが、このときだけは行きたいひとは行ってくるよう声をかけるんです。そうしたきっかけがあると、普段はなかなか機会がないひとも貢献しやすいのではないかと思うのです。

札幌支店は、ときには雑談もするアットホームな職場なので、みんなで何かをしたいときに提案しやすい環境だと感じます。「Nasta My Action」がはじまったら、支店のメンバーと一緒にできる活動をみんなで考えていきたいです。特に札幌は雪が多いので雪かきボランティアもいいかもしれません。あるいはみんなで一緒にチャリティーイベントに参加したり、清掃活動をしてみるなど、それぞれが気負わずに参加でき、無理のない範囲で続けられる活動からはじめられたらと楽しみにしています。

N.T. N.T.

一歩踏み出すための一押しに

N.T.

業務課

何かきっかけがあるだけで、ひとの習慣は大きく変わると思います。私もとあるタイの俳優さんのファンになったことをきっかけに、社会貢献活動がいままでよりもずっと身近になりました。

仏教の国であるタイでは、ひとの幸せは積んできた徳の量で決まると信じられています。「タムブン」(「功徳を積む」の意)と呼ばれるこうした社会貢献活動は「推し活」にも浸透していて、好きな俳優さんが幸せになれるようファンがお金を出し、そのひとの名前で支援を必要としている団体に寄付をすることが多いんです。私もタイの俳優さんにはまったことをきっかけに、ファンクラブが主催する献血活動に参加してみたり、動物愛護や植樹、学校建設の活動に寄付をしたりといったタムブンに参加するようになりました。いまでは普段生活をしているなかで募金をしたり、街中で介助の必要な方に声をかけたりと、社会のために何かするという意識が自然と生まれています。

会社として社会貢献活動を後押しする「Nasta My Action」も、一歩踏み出すためのきっかけになると思っています。私自身はものづくりが得意なので、例えば児童ホームや養護施設で一緒にいろいろなものをつくって、子どもたちや施設の方の喜ぶ顔が見られたらうれしいです。Nasta全体がそうした活動に取り組むことによって、クライアントの方々にもその環が広まり、結果的に社会貢献活動をする人々が増えていったら素敵ですよね。

A.T. A.T.

企業の影響力と専門性を活かす

A.T.

プロダクトデザイナー

高校生のころからボランティア活動は身近なものでした。東北にある高校で運動部に所属していたので、トレーニングの一環として、冬場は地域の雪かきボランティアをしたり、通年では毎朝、高校近隣の清掃活動をしていたんです。みんなで一緒に取り組んだ経験が、社会貢献活動に参加する心理的なハードルを下げてくれたような気がします。

一方で、企業が事業として行なう社会貢献活動には、個人で行なうものとは全く異なる影響力があると思っています。前職では、東日本大震災で被災した宮城県の保育所に製品を寄贈したり、デザイン学科の学生と前職が主導する家具の寄付事業のデザイン面をサポートしたりと、自分のデザイナーとしての専門性を活かした規模の大きな社会貢献活動にも携わってきました。そうした事業にかかわるなかで、企業が時間や人員を投資するからこそ生まれる力を実感しています。

「Nasta My Action」は業務時間内の10%というまとまった時間を、各自が興味のある分野の社会貢献活動に使える魅力的な制度です。廃棄材や再生材を使った量産品の開発や、間伐材などを活用した環境に配慮したものづくり、あるいは伝統工芸の技術を次世代に受け継いでいくための活動などに携わりたいと思っています。デザイナーとしての仕事で得たスキルを活かしながら、Nastaが環境や伝統、知識を未来に繋いでいく手伝いをできればうれしいです。