宅配ボックス
基礎知識

#01
宅配ボックスとは?
使う上でのメリットや
便利なポイント、使い方を紹介

宅配ボックスとはどのように使うものなのか、
みなさんご存知ですか?
インターネットショッピングで
便利にお買いものができる時代になりましたが、
忙しくてなかなか荷物が受け取れない
と悩むこともありますよね。
そんな時、
かわりに荷物を受け取ってくれるのが、
今話題の「宅配ボックス」です。
では、宅配ボックスとは何か、
使い方やメリットなどを詳しくご紹介します。

宅配ボックスとは?

宅配ボックスとは、在宅・不在問わず、届いた荷物を受け取ることができるアイテムです。受取人が家にいない時や、料理中や入浴中ですぐ玄関先に出ることができない時でも、宅配業者が荷物を入れておくことができるので、受け渡し時間や再配達の手間を気にする必要がありません。最近は一戸建てやマンションといった住宅の他に、駅などでも多く見かけるようになりました。

宅配ボックスを活用することで、暮らしはどのように変化するのでしょうか。メリットや使い方から考えてみましょう。

宅配ボックスを利用する
メリット

  • いつでも受け取れる

    すぐに荷物を受け取りたいけど、仕事で帰宅時間が遅くなったり、休みの日も予定が入っていたりという理由から、配達の時間指定に悩んだことはありませんか?宅配ボックスがあれば、24時間いつでも荷物を受け取ることができるので、宅配業者を待つ必要がありません。

    すぐに欲しくてインターネットで買ったけど、今日はどうしても受け取れない…、再配達のタイミングも宅配業者とすれ違い…なんてこともしばしば。宅配ボックスがあれば、再配達の依頼をする手間も要らず「何度も届けてもらって申し訳ない」という罪悪感からも開放されます。

  • 時間を有効に使える

    宅配ボックスがあれば、配達時間を気にせず出かけられるというのも大きなメリットです。
    通常は、荷物が届くであろう時間帯に自宅で待っていなければいけません。指定した配達時間から前後した場合は、その日のスケジュールに影響が出てしまいますし、自宅にいても料理中や電話中など、タイミングによって手が離せない場面もありますよね。

    宅配ボックスがあれば、配達時間を気にせず過ごすことができます。宅配ボックスは「時間をもっと有効に使えたら…」とストレスを感じていた人にとって心強い味方になってくれるでしょう。

  • セキュリティ面でも安心!

    荷物が届いた時、時間帯によっては対面で受け取ることに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか?宅配業者を装った事件なども発生しており、特に一人暮らしの女性や高齢者の方はセキュリティ面などで不安に思うこともありますよね。

    宅配ボックスを使えば、玄関先に出て荷物の受け取りをする必要がありません。子どもが留守番をする時も、宅配ボックスがあれば子どもが荷物を直接受け取らなくても済むので安心です。

宅配ボックスの種類

宅配ボックスには大きく分けて「機械式」と「電気式」の2種類があり、それぞれ仕組みや使い方が異なります。

  • 機械式

    機械式の宅配ボックスとは、南京錠やダイヤル錠、プッシュボタン錠など電気を使わずに解錠できるタイプです。製品本体が電気式よりかなり安価で、配線工事も不要なため比較的簡単に設置できます。防滴型の宅配ボックスは屋外設置も可能です。

    また、電気を使用しないため、ランニングコストが0円なのが最大のメリットです。小さいサイズの宅配ボックスもあるので、設置スペースがあまりとれない家にも対応できます。

  • 電気式

    電気式の宅配ボックスとは、タッチパネル式やテンキー式など、開ける際に電気を使用するタイプを指します。マンション内で管理する「自主管理方式」と、宅配ボックス会社が通信回線を通して管理を行う「オンライン管理方式」が主流で、新築のマンションや駅など、さまざまな施設で使われています。

    中でも、オンラインで管理されているものはトラブルが起こった際の解決が早いというメリットがあります。また、専用のカードキーなどで開けられるものもあり、暗証番号の入力ミスや「暗証番号を紛失して開けられない」といった心配もありません。

    荷物が届くとメールでお知らせしてくれるサービスなど、便利な機能も増えていますが、製品本体の価格や配線工事などを考えると、機械式よりも導入費用は高くなります。また、24時間電気代が必要なためランニングコストもかかります。

意外と知られていない?
宅配ボックスの使い方

宅配ボックスの使い方について意外と知らない方も多いのではないでしょうか。実は宅配ボックスは荷物を受け取れるだけではありません。ヤマト運輸の「宅配ロッカー発送サービス」を利用すれば、自宅の宅配ボックスから荷物を送ることもできるんです。

種類によって若干の違いはありますが、ここでは一般家庭に多く普及している機械式宅配ボックスについて「受け取る場合」と「発送する場合」での使い方をご紹介します。

受け取る場合

  1. 宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れ、受取人にかわって受領印を押す。
  2. 宅配業者が暗証番号を設定して施錠し、暗証番号を記入した不在連絡票をポストに入れる。
  3. 入居者が帰宅後、不在連絡票を確認する。
  4. 暗証番号を入力し、宅配ボックスの中に入った荷物を取り出して完了。

配送完了を証明するためには受取人の押印が必要なので、宅配ボックスには印鑑を入れておくためのポケットなどがついています。マンションなど複数の宅配ボックスがある場合は、通知書に何番のボックスに入れたかも記載されるので、迷う心配もありません。難しい手順は一切ないので、すぐにでも取り入れられそうですね。

発送する場合

※プッシュ錠、ダイヤル錠タイプの
宅配ボックスで対応可能

  1. 送りたい荷物を梱包して発送伝票を貼り付ける。
  2. 宅配ボックスに荷物を入れ、暗証番号を設定する。
  3. クロネコメンバーズにログインして「宅配ロッカー発送サービス」の「発送依頼登録」を選択。
  4. 荷物の内容や自身で設定した暗証番号(集合住宅の場合は宅配ボックスの番号など)必要事項を入力して集荷依頼をする。

クロネコメンバーズへの登録は無料です。荷物の集荷に来た宅配業者がポストに受領証を投函しますが、メールでも発送完了の確認ができます。営業所やコンビニに荷物を持ち込む必要がなくなるので、重い荷物を持ち運ぶのが面倒な場合や、仕事で時間が取れないとき場合など、ライフスタイルに合わせて活用することができそうですね。

宅配ボックスで
毎日の暮らしをもっと便利に

人の暮らしに便利さをもたらしてくれる宅配ボックス。利用方法も簡単で、荷物を受け取るために家で待つ必要がなくなり、時間を有効に使うことができるのが嬉しいですね。

ご紹介した基本的な使い方などを参考に、宅配ボックスを生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと今よりもっとスマートな暮らしを手に入れることができるでしょう。